フェラーリのV8 ミッドリア・エンジン搭載モデルのラインナップを拡大とする「458 スパイダー」90度V型8気筒4499cc自然吸気エンジンをリアミッドシップに搭載。これに7速デュアル・クラッチトランスミッションを組み合わせ、最高速320km/h、0-100km/h加速3.4秒未満のスペックを誇る。 575 スーパーアメリカのロールバー機能を備えたBピラー構造は踏襲しながら、新たにシンプルな2分割ルーフとともに、風洞実験によりポジションを最適化した電動ウインド・ストッパーを採用。これにより、ルーフ重量は従来のソフトトップよりも25kg削減。ルーフ開閉時間は14秒。さらに、従来では200~300Lのルーフ収納スペースが必要だったところ、「458 スパイダー」は100Lで収納可能。 アイドリングストップシステムや連続制御式フューエルポンプ、外部制御機能付きエアコンコンプレッサー、ドライビングスタイルに合わせて最適化するギア・シフトパターンを統合制御する「HELE(ハイ・エモーション/ロー・エミッション」パッケージの搭載により、CO2排出量は「430スパイダー」比で20%減となる275g/kmを実現した。 エアロダイナミクスについてはラジエーターに冷却風を送り込むための「フレキシブル・フロントウイングレット」を採用するとともに、ボディー側面の気流をエンジンとインテークに誘導するバットレス・デザインを採用している。
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