570Sは2015年ニューヨークモーターショー15にて正式に発表された。 570Sクーペは、「スポーツ・シリーズ」の第一弾。マクラーレン・オートモーティブの新たなエントリーモデルで、650Sの下に位置づけ。P1や650Sがスーパーカーセグメントに属するのに対して、570Sクーペは、マクレーレン初のスポーツカーセグメント車となる。 570Sは、F1マシンのノウハウを詰め込んだMP4-12C由来のカーボンファイバー製となるモノコックシャシー「モノセルII」を採用し、車重は1,313kg(乾燥重量)と、非常に軽量に作られている。エンジンは車体中央に縦置きする、ミッドシップマウントを採用する。 フロントスポイラーやフルLEDのヘッドライトやその周囲のレイヤードデザイン、ドアの後ろに設けられたエアインテークなどに他のラインナップとの共通性が見られる。マクラーレンはこれを「シュリンクラップド デザイン」と呼んでおり、同時に、マクラーレンであることを示すアイコンともなっている上方に開くドア(ディヘドラルドア)も採用された。ボディサイズは全長4,530×全幅2,095×全高1,202mmと大柄である。
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